ダークモード変更をきっかけにツイ廃をやめられている話

今週何となく、ツイッターを1週間禁止してみた。断酒など依存から脱する際に日記をつけるのは有効そうなのでつけてみる。
完全に個人的な話だが、気がいたいたらお付き合いください。また、現在SNSやらネットに依存気味だったり、減らしたりやめたりしたい人にとっては1例として参考になれば幸いです。
 
※これを書いてからさらに1ヶ月超が経ち、Apple Watch効果もあり、引き続き
ツイ禁できている。定期的に祝っていきたい。
 
やめ方まとめ
特に、1と2を両方すること
  1. Twitterは今後の自分の為に本当にやめた方がいい」「適量使いがベストだとしても、依存症患者が適量使うのは不可能」と腹落ち・納得する
  2. Twitterにアクセスしにくいように、設定・UIを変更する。
    1. iPhoneUI全体を黒ベースに変更
    2. クッキー削除、Bookmark削除、パスワード削除
  3. より健全な(と自分が思っている)代替手段を複数用意する(Kindle本、ブログ書く・読む)
  4. メリットを心の底から実感する、共有する(本を読む時間が増えた、心が落ち着くようになった、携帯を触る時間が減った)
  5. ツイ禁の継続について、自分を褒める、誰かに褒めてもらう
 
  • 自分のこれまでのTwitterの使い方
    • たまーに発信することもあるが、他の人のツイートを読むことがほとんど。
    • 大学までのリアルの友人に加え、仕事上興味で、同業会・類似隣接業界のちょっとしたツイッター有名人、みたいな人を複数フォローして愛読。
    • 休憩中や、移動時、休日家でゆっくりしているときなどに延々と読んでいた
  • Twitterが自分にとって依存性を持つ理由 
    • 本などの他の文章コンテンツと違って「切りのいい」タイミングがなく、無限にコンテンツがロードされるので、辞め時が難しい。下に繰り下げていくこともできるし、気になる人を見つけたらその人のツイートに飛んで読み続けることもできる。
    • 140字以内にコンテンツがまとめられていて読みやすいので、疲れていても読み続けてしまう。本やブログだとそこそこボリュームがあり、ある程度集中して読んだ後はちょっと疲れるか飽きるタイミングが来るので、そこで休止できるのと対照的。
    • 面白いときがランダムなタイミングで訪れる:色々な本によると、一番依存性が高まるのは、「行為に対して報酬がランダムに発生すること」で、私はそれを読んでいてまさにツイッターのことだと思った。ずっと読んでいると別に面白いアップデートは読みつくしてしまうのだが、たまに面白いと思ってしまうと、その面白さを脳の原始的な部分が求めてまた延々とスクロールしてしまう。
    • 「役に立たない」と切り捨てづらい:同業者の先輩の苦悩や仕事のコツ、ワーキングマザーが日々の忙しさで疲弊する一方で子供のかけがえの無さに癒されるところ等、「勉強になる」側面は非常に多かったため、他の依存性のあるアプリ(ゲームなど)に比べて「やめなければならない」と思いきれなかった。また「発信する」こと自体は自分にとってプラスだと思っていたので、逆に「これからはもっとツイートする側になって生産的になろうかな?」と思うこともあった。(結局ほとんど発信していないのだが)
  •  Twitterについてこれまで依存をやめようと思い試したこと
    • アプリを消した。→ブラウザで見るようになった。インスタやFBと違い、Twitterはブラウザでもサクサク見ることができてしまう。
    • 「スクリーンタイム」機能ができたときは、真っ先に1日の利用制限を1時間にした。→しかし、その機能の設定もむなしくほぼ毎日「今日は制限を無視」を押して、その時間をオーバーしてツイッターをする日が続いた。
  • 今回やったこと
    • iPhoneの見た目を「ダークモード」への変更
      • 日頃慣れ親しんでいる(依存しきっている)UIとかなり見た目が変わったことで、一時的なものかもしれないがiPhoneの操作全体に直感的な「とっつきにくさ」を感じるようになった。また、発光量が減ったのも、依存性を緩和してるのかもしれない。これはチャンスかも?となんとなく思って、以下を改めて試してみた
    • スクリーンタイムで、Twitterの時間を「1日5分以内」に設定。
      • 「スクリーンタイム」では、1日の制限時間が残り5分になると「残り五分です」とアラートが出る。つまり、1日5分以内に時間を制限することで、Twitterにアクセスしたその瞬間にアラートが出るように変えた。つまり、「1時間なら大丈夫」ではなく、「ちょっとでもやれば怒られる」仕様にした。
        • その背景には依存症患者が「ちょっとやる」ことの無理ゲーさを、依存症本やアルコール依存症の体験記などを読んで腹の底から理解したことにある。
    • ブラウザの履歴・クッキーを消去。いちいちログインが必要なようにした。
    • iPhone で何かを読みたい時は、Kindleの本、お気に入りのブログを読む(2ちゃんまとめなど役に立ちづらく読後感が悪いものはアクセス制限済み)、Amazonでの必需品の買い物などを代わりにするようにした。
      • ブログは代替品としては微妙だ(依存性や役に立たなさはTwitter同様ある)が、読後感の良いものに絞ってOKということにしている。
  • ツイ禁結果
    • 先週から1週間、事務的な用事や、ブログでの引用ツイート以外、ツイッターを読むことが0になった。
    • 休日は「ちょっとぐらい良くない?」と思うこともあったが、「やめれたらすごい」と思ってやめている。
    • 今までやめようと思ってもやめられなかった分、やめつづけられていることで「自分が大きく変わった!すごい!」と自信になっている。
    • Twitter経由で流れてくるマイナスな感情をランダム見ることがなくなって、心が落ち着いてる。
    • Kindleで本を読む時間が増えた。特に、積読を昇華するきっかけや、既読の良本を読み返すきっかけが増えた。
    • じっくり考えやすい・集中しやすい環境になったと思う
    • 「質の悪い日本語に触れすぎて日本語能力が低下してるのでは?」という心配から一旦解放された
  • 今後踏んで行きたいステップ
    • ツイッターの代わりとしているコンテンツのうち、ブログについては同様に読みすぎのリスクがあるので、次の対策を考えたい
    • ツイッターという新しい情報を得る媒体なしに、自分にとって読みたいコンテンツが手に入り続けるのか?(入らないでもいいという手もある)(本は他にも入手経路があるので心配してないけど、ブログはこれまでツイッター経由で知ったものが多いので、どうかなー。)