初心者が最適な負荷の登山を判断するために傾斜を見てみた

初心者向けと言われるいくつかの山に登ってみて、コースタイム、運動時間だけでなく、傾斜のつき具合も結構負荷の感じ方に影響してる、という当たり前なことに気づいて整理してみた。

傾斜の情報をみることで、短いけどしっかり運動した感のある登山(横移動1kmあたり高低差200-300mぐらいある)、と、ゆるっとした気分に最適なハイキング(80-100m/kmぐらいのところが多い)を使い分けられるようになる。

あとは、「コースタイムちょい長いけど行っても大丈夫かな?」と心配するところで、「まあでも一番急な登りでも勾配が300m/km切ってるから大丈夫っしょ!」とか言える。

傾斜の調べ方だが、YAMAP などで山行記や標準コース案内などを見るとこういう図が書いてあるので、縦軸の標高差を横軸の距離で割って計算している、目分量である。

(地図の標高線見るとか他により正式な正確な方法がありそうな気もするので、あくまで個人的に参考にしている方法として読んでください。)

 

というわけで、登山初心者の私の体験談による、勾配別の登山強度一覧である。

  • 100m/km以下 高尾山や大楠山、埼玉飯能の天覧山(80m/km)などが該当。達磨山も全体としてはこのくらい。負荷の少ない楽な登山。80m/kmを大幅に下回ると登山感があまりないかもしれない。
  • 150m/km 達磨山の傾斜強めの箇所でこれくらい。程よい登山感がある。
  • 250m/km 日和田山このくらい。距離が短くてもしっかり登山してる感じを感じられる。
  • 300m/km 丹沢の大山が該当。コースぜんぶこれくらいだとした時に限界なしんどさ。鍛える気分ならこれぐらいを目指す。無理したくない日はもう少し緩いところがいい。
  • 400m/km 木曽駒ヶ岳などのルートの序盤の登りが該当。ルートの一部がこれくらいなのはOKだが、ずっと続くのは私には結構リスキーかも。

 

低負荷な登山たち。

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