達磨山登山日記

今年の冬に達磨山に登山しに行った。全体的に、ご褒美感の強いハイキングだった。

芝生からなる広くてゆるやかな道がのびのびと続く序盤と終盤の登山道が楽園のようだった。

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楽園すぎて終盤終わりが見えた頃に特段疲れてないけど芝生を味わうためにそこで休憩したほどだ。

ゆるやかなところだけではなく、体力を要する長い傾斜のある階段もあったので体力的にも登りごたえの十分ある山だった。

 

季節柄霜が溶けた後のぬかるみが多く、滑りやすいところが多かった。上記の傾斜での負荷軽減及びぬかるみの転倒防止において、今回新しく購入したトレッキングポールが大変役に立ち、投資が実った感が出てそれも嬉しいポイントだった。

トレッキングポールを使うことで、上腕の筋肉も登山に動員することができるようになり、コースタイムが上がった感触がある。休憩を計算に入れない標準コースタイムが4時間弱のところ、私のコースタイムは頂上でのお昼休憩抜くと3時間11分だった。

なお、トレッキングポールで上腕の筋肉の活用をしていると、リングフィットアドベンチャーのジョーワンさんが脳内を巡った。「元々はアッシリーナ(足の筋肉キャラ)だけの力で登っていたのを、ジョーワンも同時に使って登り鍛えられるようになった、素晴らしい!」とか、「日頃のリングフィットで鍛えた成果が出るといいなー」とか。そういうことを考えてるとフッキンリーやオババの存在を思い出し、「そうだそうだ体幹もちゃんと使って登山できてる方がいいよな!」ということも思い出せるのでリングフィットはやはり有益である。

 

 

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なお翌日のから翌々日にかけて、上腕とふくらはぎに筋肉痛が来たが、腹筋など体幹には筋肉痛が来なかった。全身を鍛える登山ができるようフォームは引き続き見直したいところだ。


また、「適度な運動と景色を求めるがスリルはそこまで求めない」という私の趣味嗜好に最も合った山であるところも好きだ。道幅は基本広々としているし、所々ある狭い階段の道に関しても、左右が切れ落ちた斜面になっているところが基本ない。ぬかるみはあったが、転んだとしても転落の心配がない道が多かった。今まで登った初心者用の山と比べても危険箇所は少なく感じた。


天気は終始ほぼ最高だった。

登っているうちにだんだんと富士山の上部に雲がかかってきてしまったが、会心の一枚は登山開始時に撮影することができた。

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それ以降も全体としての海の青さ、空の青さ、景色はすごく良かった。

 

背の低い笹の群生からなる山の表面(山肌ってあってるんだろうか)、それが故に頂上まで続くのが見える一本道の階段。

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遠くに見える駿河湾、伊豆の山々、青い富士山。

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