服を焦がした

今朝の移動中、ユニクロのカットソーを着ていた。着ている服の生地を何気なく触ったところ、硬くてパサパサした触り心地のところがある。何かゴミでもついてるかな?と思って見たところ、その部分が縮れて黒くなって3センチほどの穴が開いていた。


変な薬品をかけてしまったか?と思ったが、そんな記憶はない。
すぐに、もう少し可能性の高い仮説に行き着いた。朝紅茶を入れるときに、鍋つかみを用意するのが面倒で、そのとき着ていた五分丈の緩めのカットソーの袖を鍋つかみがわりに使おうと少し無理のある格好をしていたのだった。
おそらくは袖を近づけようとしたときに服の脇腹部分が火を消したばかりでまだ熱いガスコンロの五徳に当たって焦げたのだろう。


それから30分程度、服に穴を開けた事実に全く気づかなかった。

 

服がゆるっとしていたので熱さを感じなかったのもあるが、そして外出時には上着を着て穴が見えなくなっていたこともあるが、相変わらず私は自分自身の見た目に鈍感すぎる。


そして私の面倒くさがり度合いが火を使うガスコンロで毎回湯を沸かすという習慣に合ってないかもなとも思った。電気ケトルの方が性に合ってるかも。

 

「焦がした服がユニクロでよかった」「買ったばかりでなくてよかった」という慰めの言葉を自分にかけていたが、それでもそこそこ気に入っていた秋服を本日限りで失った事実に対して暫くショックを受けていた。

けれど、途中から「服に穴が開いた状態で過ごすの、ちょっと面白いかも」「いつになく前衛的な格好をしてるぞ」という開き直った前向きな気分になってきた。

というわけで多分今日一日は上着の下に焦げた服を着ている。何卒ご了承ください。