原始的な幸福スイッチを見つける

過去に行った、○回目の宮沢湖訪問記です。


幸い天気もすっかり晴れて、12月の割に寒すぎることもない程よいお天気になった。 

雲ひとつない空。

 


ハンモックみたいな形した木製のローチェアが芝生に置いてあって、誰でも座れる(寝っ転がれる)ようになっている

そこにゴロンとした所

 


空、ひろーーーーい

360度パノラマ!!

宮沢湖と木々が視界の周縁にちょっとはいってる以外、全部青空。雲ひとつない青空。

広々した空間なので、周りの人の話し声も子供達の遊んでる声も全部反射なく、自然の中に消える。そのこと自体に空間の広さを感じる。

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これは、良い。

 


くつも脱いで、マフラーを枕代わりにして、20分ぐらいずっとぼーっとしていた。

ちょっと眠かったので半分は目を閉じて、残り半分は視界一面の青空やちょっと上体を起こして宮沢湖をみていた。

原始的な幸せに満たされた20分だった。

20分ぐらい経つと、木製チェアの端がちょっと硬く感じられてきて、近くのNordicのカフェに移動した。

 


もしかすると、天気のいいタイミングで開放感ある状態で寝っ転がれると、原始的な幸せスイッチが押されるのかもしれない。

 


以前とても似たような気分になったのは、喜楽里温泉(これまた宮沢湖の施設なのだ)で、温泉に浸かりながらねっころべる露天風呂という贅沢な施設(とはいえ基本料金1000円ちょっとで楽しめる施設だ)で寝転んでいたときだった。そこで10分ぐらい寝転んでいると、非常に気持ちよくなり、「人生色々悩んでるけどこれ以外に何を求めようか、一時間ちょっとかけて、1000円ちょっとを払ってここに来れば少なくともこんなに気持ちよく過ごせるのだから…」と言った幸せに満ちた時間となった。

 


サウナーが外気浴で整う時の姿勢とかも近いものがある。サウナーが外気浴で整えるの、それまでのサウナと水風呂の交互浴の要因ももちろんあるだろうけど、究極的には「開放感あるところで半ば寝っ転がってぼーっとできる」からなのかもしれない、とか思った。